この記事では、僕が大学入学前に教習所に通って運転免許を取った体験をもとに、「合宿と通い、どっちがいい?」「大学との両立はできる?」「教習所はどう選ぶ?」といった疑問に答えていきます。これから免許を取ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてください!
運転免許については、入稿までの流れ(この記事)と、技能教習の体験談、試験について、所得後に感じたことの4本に分けて書き綴ろうと思いますので、ぜひよろしくお願いします!
合宿免許と、通いはどちらがよい?
この2択を迷われる方、とても多いと思います。合宿だと、2週間もせずとも免許を手に入れることができ、しかも通いより安いです。
僕も確かに合宿はとても魅力的に感じたのですが、最終的には大阪の教習所に通うことを決めました。これにはいくつか理由があるので説明します。
理由1:運転に慣れておきたい

理由1ですが、正直これが選んだ理由で最も強いです。まず前提として、合宿で運転するのは郊外の交通量が控えめな地域が多いです。例えば、西日本の合宿免許で人気No.1の高梁自動車学校さんを例にとってみます。この教習所のすぐ近くには国道180号が走っているのですが、国土交通省のHPによれば、平成17年(古くてすいません!)のデータでは24時間での平均通過台数が16,530台です。一方、同じく国道が隣接している八尾自動車教習所の近くの国道170号では49,350台となります。
あなたが都市圏などにお住まいの場合、免許を取って運転する際に、交通量の多い道を運転することを避けることはできません。僕の場合でも確かに住んでるのは大阪の郊外ですが、自宅から少し運転すれば、主要幹線道路になり、交通量がとんでもないです。また、運転マナーが都道府県によって違うこともあり、合宿で免許を取ったのちにそのような交通量も運転マナーも違う道を補助ブレーキなしで運転するのはかなり心細いと思います。そのため、教習を受ける段階から交通量の多さに慣れておきたいというのが理由の一つです。
理由2:まとまって二週間も取るのが難しい

これは、もうよくある理由ですよね。社会人の皆さんだと特に2週間も免許のために空けるのはかなり難しいと思います。大学生でも、アルバイト等をしている場合は2週間も休みを取るのはNGのところももちろんあると思います。そうなると、通いが現実的な手段となると思います。
また、合宿に行かずとも、多くの教習所では追加料金はかかりますが、クイックコースのようなものが用意されています。これを使うことで、家を離れずとも、最短2週間ほどで免許取得が可能です。
教習所と学校・バイト等との両立は可能?
社会人の方、大学生の方、もしくは高校生の方などは教習所との両立が可能かどうかの不安はあると思います。
結論から言うと、両立は可能です。
教習所は、普通の高校や大学のように授業の時間は決まっていません。朝の9時ごろから20時までの間で空いてる時間に予約するイメージです。また、技能教習は一日2時間まで可能となっています。
そのため、大学生や高校生などの方は、授業が少ない日などに隙間を見つけていき、土日もバイト前や予定の前に少しでも教習所に行くことを意識すれば問題ありません。
社会人の方でも、もちろん忙しい時期などですと難しいと思いますが、卒業期限は9ヶ月ですので、土日に2時間ずつ乗ることをしっかり継続すればできないことはないと思います。
ただ、2段階になってくると、連続教習などが始まり、予約できる時間は制限されますのでそこには気をつけましょう!
教習所選びのポイント
僕は通いやすさの観点から、自宅から最も近い教習所を選びました。読者の皆さんは、もしかしたら近くではなく、綺麗そうだから少し遠目がいいなどお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、僕はやっぱり最も近いところを選ぶことをお勧めします。
理由
地域によりけりですが、教習所の予約は全然取れません…。僕は大阪府に住んでいるのですが、大阪の教習所では(特に1段階の間は)技能の1時間を予約するのに次の空きが2週間先など普通にあります。
僕も最初はとても困惑したのですが、実は2週間も待たずとも教習を受ける方法があるんです!
それが、キャンセル待ちです。
この方法では、予約が取れない状態でも、空き次第で教習を受けることができます。
しかし、もちろんですが空きが出なければ教習を受けることはできません。実際朝方なら電車の遅延や寝坊などにより、大体の場合で空きが出るのですが、経験上5回に1回くらいは教習を受けることができませんでした。
また、空きが出るのは朝が多いという都合上、キャンセル待ちをするには、空いている日は全て朝早くから根気強く待つ必要があります。
これをするには、教習所が自転車ですぐ行けるくらいの範囲になければきついですよね…
そのため、教習所は極力近いところをお勧めします!
入校から初回授業の流れ
ここからは、僕の実体験に基づいて、ある程度の流れを紹介します。
1.資料請求
まず、行きたい教習所の資料請求をインターネットなどで行いましょう!これをすることで、大体の支払い方法や、手続き当日に必要なものを知ることができます。
教習所では、一括での支払いと、他社ローン、教習所によりますが現金分割の3つほどが用意されています。ここは、ご自身のお財布事情に合わせて検討されると良いと思います。
ただ、僕個人の意見ですが、少し前に学習塾が倒産し、生徒の授業料が返金されなかったようなケースも存在しますので、万が一に備えて現金分割などを選ぶのも一つの手だと思います。
2.入校手続き

教習所により、インターネット手続きのところと、直接での手続きのところがあると思います。僕の場合、直接のみでしたので、教習所にそのまま行きました。
この時は、持ち物として、
1.本籍入りの住民票 2.印鑑 3.現金 4.(視力の悪い人のみ)メガネ 5.念のための筆記用具
が必要でした。
入校自体は、いろんな書面での手続きを行い、次に漢字テストを行います。かなり簡単なものですのでここで弾かれることはほとんどないと思います。その後、仮免許証でも使われる写真を撮り、支払いと次回予約をして手続きは終了します。混んでいなければ1時間もあれば全て完了すると思います。
3.初回授業

まず教習所では、2つのタイプの授業があります、技能教習と学科教習です。それぞれ1段階は15時限(最短)と10時限です。
学科教習は、インターネットのタイプのところもあり、対面授業は普通の学校のようなイメージの授業が行われます。居眠りやスマホの操作などを行った場合、その授業は受け直しになるので真面目に聞くようにしましょう!
技能教習の、1回目はシュミレータを用いた授業でした。ここでは、エンジンをかけるまでの準備、シフトなどの車を動かすための基本動作、ワイパーやヘッドライト等の操作を教わりました。そのため、よくインターネットで見るような急に子供が出てくるなどはありませんでした。
以上が入校から初回の授業までの流れです!
まとめ:迷ったら初めに通い始めよう
いかがでしたでしょうか?多少の覚悟と、お金は必要ですが、教習所自体はすぐ通い始めることができます。
免許を取りたい場合は、早い目に通い始めた方が、後々時間がないなどの事態に遭う確率が下がると思います。
そのため、取りたいなと思っている方は僕的にはできるだけ早い目に通い始めることがお勧めです。
次の記事では、技能教習での体験について詳しくご紹介します!
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